Cozre Report
調査レポート

「絵本の読み聞かせ」を始める時期は?1日の間でいつ・何冊・どのくらいの時間をかけている?


1.はじめに

子どもの言語や情緒の発達に欠かせない絵本の読み聞かせ。「本を好きな子になって欲しい」と考える親が多い中、実際にはいつから絵本の読み聞かせを始めているのでしょうか。また、1日の間でいつ・何冊・どのくらい時間をかけて読み聞かせをしているのか。意外と、家族やママ友・パパ友との間で会話には出てこないけれども、気になる「絵本の読み聞かせ」について調査を行いました。

 

2.調査

調査主体 :弊社コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :0~2歳の子どもを持つママパパ
調査期間 :2018年11月20日(火)~2018年11月30日(金)
有効回答者数 :315名

 

3.トピック

・生後3-5ヶ月の子どもを持つ親は、半数以上の人が読み聞かせを始めている。

・読み聞かせをする冊数は、1日平均1冊が46%と多数。

・1日の中で読み聞かせをするタイミングで多いのは「昼」と「就寝前」。月齢別に見ると生後8ヶ月までの子どもを持つ親では「昼」に読み聞かせをする人が一番多く、生後9ヶ月-2歳の子どもを持つ親では「就寝前」に読み聞かせをする人が一番多い。

・1日のうち読み聞かせにかけている時間は、「0₋10分未満」が56%。

・1週間のうち読み聞かせをする頻度は、生後6-8ヶ月/1歳-1歳半/1歳半-2歳の子どもを持つ親で「ほぼ毎日」と回答した方が一番多い。

 

4.結果・考察

生後3-5ヶ月の子どもを持つ親で「読み聞かせを始めた」と回答した人は56%で半数以上に。

生後0-2ヶ月の子どもを持つ親は「読み聞かせを始めた」と回答した人は19%でしたが、生後3-5ヶ月では56%と半数以上になっています(図1参照)。おそらく、少しずつ子どもの起きている時間が長くなるためだと考えられます。また、1歳前後に発語が始まりますが、その前の時期にあたる生後6-8か月後では8割以上の方が読み聞かせを始めています。言葉の習得を意識して絵本の読み聞かせを始める方が多いことが、このデータからも読み取れます。

 

図1

 

持っている絵本の冊数は「10冊未満」が多数。

生後0ヶ月~2歳の子どもが持っている絵本の冊数は「0~9冊」という回答が一番多い結果になりました(図2参照)。また、月齢別の絵本の所持冊数の平均は下記の通りになっています。子どもの年齢が上がるにつれ、興味・関心に合わせて絵本を購入するためか、絵本の所持数が増えていることが分かります。

 【絵本の所持冊数】
 ・生後0-2ヶ月 : 平均8.01冊
 ・生後3-5ヶ月 : 平均8.91冊
 ・生後6-8ヶ月 : 平均8.88冊
 ・生後9-11ヶ月 : 平均9.90冊
 ・1歳-1歳半  : 平均12.18冊
 ・1歳半-2歳  : 平均16.19冊

 

図2

 

1日に読み聞かせをする絵本の冊数は、「平均1冊」という方が46%と多数。

生後0ヶ月~2歳の子どもを持つ親では、1日に読み聞かせをする絵本の冊数は「平均1冊」という回答が46%となり、月齢別に見ても「平均1冊」という回答が多数です(図3参照)。言葉の習得や、集中できる時間が増えるため、年齢が上がるにつれて読み聞かせをする冊数が増加傾向にあります。

 

図3

 

1日の中で読み聞かせをするタイミングで多いのは、「昼」と「就寝前」。

1日の中で読み聞かせをするタイミングで多いのは、「昼」と「就寝前」という結果になりました。月齢別に見ると、生後8ヶ月までの子どもを持つ親は「昼」に読み聞かせをする人が一番多く、生後9ヶ月から2歳の子どもを持つ親は「就寝前」に読み聞かせをする人が一番多いという結果になっています(図4参照)。

1歳前後から保育園に子どもを預ける方が増えて、就寝前に読み聞かせをすることが多くなるため、年齢が上がると絵本の読み聞かせをするタイミングとして「就寝前」になることが考えられます。

 

図4

 

1日のうち読み聞かせにかけている時間は、「0-10分未満」が56%。

1日のうち読み聞かせにかけている時間は、「0-10分未満」と回答した方が56%となりました(図5参照)。月齢別に見てみると、0-10分未満と10分以上-20分未満を合わせると約7~9割になり、そこまで多くの時間をかけているという訳ではないことが分かりました。遊びの中や寝かしつけの中で、絵本の読み聞かせをしていることがうかがえます。

 

図5

 

1週間のうち読み聞かせをする頻度は、生後6-8ヶ月以上の子どもを持つ親は「ほぼ毎日」と回答した方が一番多い。

1週間のうち読み聞かせをする頻度は、生後6-8ヶ月以上の子どもを持つ親では「ほぼ毎日」と回答した方が一番多い結果になりました(図6参照)。読み聞かせの頻度も、月齢が上がるにつれて増加傾向にあることが分かります。

 

図6

 

大人になった今も、親に絵本を読んでもらったことや子どもの頃に好きだった絵本のことを憶えている方も多くいるのではないでしょうか。子どもとの遊びの一環や、寝る前の習慣として絵本の読み聞かせをぜひうまく活用していただくと子どもの言語や情緒の発達につながり、子どもの興味・関心が広がります。

まだ絵本の読み聞かせを始めていないという方は、週に数日、1日10分程度から、絵本の読み聞かせを始めてみてはいかがでしょうか。絵本の読み聞かせを始めている方は、さらに本を好きになってもらえるよう子どもの興味・関心に合わせて絵本を選ぶことをお勧めします。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。 (コズレ子育てマーケティング研究所 増田)

 

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出典:「絵本の読み聞かせに関する調査(株式会社コズレ)」(http://www.cozre.co.jp/blog/)(http://feature.cozre.jp/

 

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